2007-01-18 リーマン球面の位相 代数曲線論 二木「微分幾何講義」を読み進めるにはまだ早いと悟ったので、別の本を読むことにした。半年近く前に少し読みかけた本「代数曲線論」(朝倉)があるのでこれに乗り換える。 第1章はリーマン球面の話。§1.2「の位相」(P6)まで読了。 1次元複素射影空間であるリーマン球面の定義と、その位相の定義。 以下を証明。位相空間論の初歩の演習問題レベル。 射影 は開写像 は第2可算。 は連結。 はコンパクト。 はハウスドルフ。 証明で使ったよく使う位相空間の性質をメモ。 連続写像による連結集合の像は連結 連続写像によるコンパクト集合の像はコンパクト ハウスドルフ空間の連続写像による像は必ずしもハウスドルフでない ハウスドルフ空間の1点は閉。 横田一郎「群と位相」(裳華房)が辞書として結構便利であることを発見した。