2018-07-10 統計検定1級の問題(1) 確率・統計 2017年の統計検定1級、統計数理の問題を解いていて、解答が難しかったのがあったのでメモしておく。 確率変数に関して とする。 をと同じ確率分布に従う、独立な確率変数列とする。 とする。の尖度を で定義する。 上の前提で以下の問題がある。 問1(3) の尖度をとで表せ。 の尖度を と書くことにする。この問題に先立つ問1(1)において、次の式が成立していることを示しているので、これらは自由に使う。 補題1 補題2 補題3 補題4 上の3つの補題が示せれば、答は であることが、少し長い計算になるが、比較的簡単に示せる。 …(補題1より) …(補題2,3,4より) //あとは補題1〜4を示せばよい。補題4がやや面倒くさい。つづく。