2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

曲面の古典論

もはや日記ではなく月記と化している。今月は小林昭七「曲線と曲面の微分幾何」を読み進め、本日第2章読了。 泥臭い計算ばかりやっていた一ヶ月であった。ところで奥付を見ていたら、小林昭七先生は 1932年生まれ。 1932年 = 昭和7年。だから 昭七か。

曲面の基本形式と曲率(2)

つづいて天下りに曲面 の第2基本形式II が以下のように定義される:ただし は昨日定義したとおり、接平面に垂直な法ベクトルで、第2基本形式II の意味は、 を計算することにより得られる: ここで突然 と 、および と は直交していることから、 であり、この…

曲面の基本形式と曲率

リーマン面関連の本を読んでいたが、ちょっと現時点では準備不足でまだ早そう。もっと具体的で基本的なことをやり直す必要がありそうな感じ。 ということで、読みかけていた「曲線と曲面の微分幾何」に戻ることにした。3次元空間内の曲面を2つのパラメータu,…