2007-03-06 アフィン曲線(3) 代数曲線論 既約多項式で定義されたアフィン曲線の点について、次の(1)(2)は同値だそうである。 (1) を中心とする2次元開円板 があって、がの閉部分多様体。 (2) は非特異点である。 (1)⇒(2)の証明の途中で、1変数正則関数の零点の位数の連続性について出てきたのでメモ。 すなわち多項式 で表される1変数正則関数に対しがそのm位の零点であったとする。 このとき、係数多項式 の係数をほんのちょびっと動かした多項式についてもはそのm位の零点である。これはルーシェの定理を使って簡単に証明できることがわかった。(参考:杉浦光夫「解析入門II」p309例3)