2006-09-15 レビ・チビタ接続 微分幾何 続いて 2.2.1「リーマン多様体」(p29〜35)に入る。 まずはリーマン計量、リーマン多様体の定義とその上の線形接続の一意存在について。 リーマン多様体 リーマン計量 g を持つ多様体 M をリーマン多様体という。 g は M上の 2次対称テンソルで、∀p ∈ M において、が正定値の 2次形式であるようなもの。 以下、 の局所座標 を使って、 と表す。行列 は正値対称行列となっている。 レビチビタ接続 リーマン多様体 の接ベクトル束 には、以下を満たす線形接続が一意的に存在。 このをレビチビタ接続という。 (1) に対し、 (2) に対し、 存在と一意性の証明は面倒だが単純な計算の繰り返しで可能。