2006-03-14 ドラーム複体 多様体 M上の級 k次微分形式全体を という記号で表す。k=0のときは M上の級関数のこととしておく。 k次微分形式ωの外微分dωは k+1次微分形式であったので、 そこで d を の写像と思える。 k=0 のときは関数 f の微分 df を f の外微分であるとしておく。そうすると、k=0から多様体Mの次元まで、以下のような写像の系列ができる。この系列をドラーム複体と呼ぶそうだ。 一番左の の意味がよくわからぬが。 これが何の役に立つのかと思うが、多様体M の幾何的な性質(連結性とか穴がいくつ空いているかとか)がこの系列の代数的な性質に反映させるらしい。