ベクトル場(2)
2つの多様体間の微分同相写像とその微分、ベクトル場、M上の関数の空間などがごっちゃになり混乱中。整理してみよう。
M,N を級多様体、 を級微分同相写像とする。
M に関係して
接空間 | |
級ベクトル場 | |
M上の級関数の空間 |
が出てくる。これらの間にいろいろな関係がある。
級微分同相写像 に対応して、上の各空間の間に次のような写像が定義される。
の元が の写像でありに作用する。
M上のベクトル場 X を N上のベクトル場に写したものが、
と定義されている(p234)。図を書いてみたら、どうしてこういう定義になっているのかやっと納得できた。
∋ → ∈ ↓ ↓ ∋ → ∈
公式
の意味も図にすると次のようになる。
∈ ∋ : → ∈ ↓ ↑ ∋ : → ∈ ∈