2006-01-30 ベクトル場(1) 多様体 第4章 §16「ベクトル場」に入る。 多様体のベクトル場の定義と基本的な公式(線型性、座標変換など)の確認まで。級関数を微分すると 級になり扱いにくくなるので、これ以降は級関数のみ扱うという。 ここまでで重要そうと思ったのは補題16.4(p229)。すなわち、任意の座標近傍 の上で 級関数 によって と局所座標表示されるような微分作用素Dがあると、Uに局所的に制限したときに D に一致するようなベクトル場 X が一意的に存在するということ。この証明で 1の分割の存在意味がわかった。