多様体

物理の本はどうも性に合わない感じなので、多様体のお勉強に集中。
ちょっと前から、松本幸夫「多様体の基礎」を読み始めた。
恐ろしく行間の狭い本だ。まったく行間がないと言ってもいい。
演習問題も拍子抜けするほどやさしい。
「連続群論入門」の演習問題に苦労したので、数学書の演習問題とは、本文の一部かと思っていたのだが、必ずしもそうでもないらしい。
なので、あっという間(といっても1ヶ月)に100ページ読んでしまった。
接ベクトル、接空間、多様体間の写像微分について理解できた。
多様体の接空間は、多様体の元の近傍で定義される関数空間上の線型作用素の作るベクトル空間上の表現みたいだ。