2006-12-27から1日間の記事一覧

「微分幾何講義」再開

de Rhamコホモロジーが一通り理解できたので、2ヶ月ぶりに元に戻って「微分幾何講義」第2章 44ページから再開することにする。このテキストに 複素直線束の曲率形式はエルミート計量の取り方によらないド・ラーム類を定め、このド・ラーム類の倍は 第1チャー…

de Rhamの定理(3)

多様体の任意の(可縮な)開被覆 が与えられたとする。 この被覆から作られる k単体 に 上の微分形式を対応させる写像 で、の並べ換えに関して交代的に符号が変わるものの全体を と書く(k cochain)。これに対して2つの作用素 を下で定義することにより、らの 2…