§2.1読了

§2.1「リーマン面の定義と付随するいくつかの概念」読了。
多様体の基礎」の復習のような感じ。局所座標系の扱い方について概観して復習できたのでよかった。
このテキストではリーマン面の場合は「点Pでの局所座標系 (t_p, U_P)」という場合  t_P(P)=0であると仮定することにしている。


 C^{\infty}多様体の場合と違うのは、点Pが2つの局所座標系  (t_P,U_P), (s_P,V_P)に属しているとき、 s_P = u\cdot t_Pを満たす正則関数u u(P)\neq 0を満たすものが取れること。すなわち座標変換の関数が正則関数となること。
逆にPの近傍で正則な関数 uu(P)\neq 0を満たすものがあると、 t_PがPでの局所座標系なら  u\cdot t_PもPでの局所座標系となる。