2006-02-27 k次微分形式 多様体 §19に入る。1次微分形式の復習をしながらk次微分形式のお勉強。 1次微分形式は 上の1次形式であったが、k次微分形式は単純に上のk次線型形式であるわけではないらしい。多様体Mの各元pにM上のk次線型形式を対応させる対応を k次共変テンソル場と呼ぶそうだ。1次微分形式は 1次共変テンソル場であるが、k次(k≧2)の場合は、もう少し条件をつけたものを微分形式と呼ぶらしい。§19は、§18でやったいろいろな概念の復習になりそうだ。 §18でやったことを書かなかったから、少しメモしておく。 余接空間は接空間の双対空間 その基底は接空間の基底の双対基底としてである 1次微分形式は という対応である。 の元はの関数倍の一次結合であらわせるから、1次微分形式は と局所座標表示される。