2006-02-20 1次微分形式 多様体 松本「多様体の基礎」第6章 §18 1次微分形式に入る。級多様体 M の点 p における接空間 の双対空間を という記号で表して、これを M の p における余接ベクトル空間という。 M の各元 p に の元 を対応させる写像 を M 上の 1次微分形式というそうだ。最初にあげられている 1次微分形式の例は M 上の 級関数 の全微分 df である。 fの微分 の値域は、その元を の座標y で と表したときに という対応により と同一視することができる。 これにより を とみると、 とみなせるから、対応 は M 上の 1次微分形式である。