有理型微分形式の引き戻し

§3.4「微分形式の外微分」、§3.5「微分形式の引き戻し」を読了。
昨日から §3.6「正則写像の分岐と有理型微分形式」に入る。
次の問題3.11 の答が巻末の略解と合わず悩む。

問題3.11(p62)

 \displaystyle f(z)=\frac{z}{z^4 - 1}
で与えられる  \mathbb{P}^1 から自分自身への写像 fとおく。
 \omega (z-1)^2 dz で与えられる  \mathbb{P}^1上の有理型1形式とするとき、 f^{*}\omegaの零点、極とそれらの位数を計算せよ。


巻末略解には \inftyが10位の極と書いてあるのだが、2位の極ではないだろうか。
(2/16記)復習後再トライした結果、以下のようになった。まだよく理解できていない。

分岐指数 m= ord_P(f^{*}\omega)
P Q=f(P) e_P ord_Q(\omega) =m e_{P}+(e_{P}-1)
0 0 1 0 0
\infty 0 3 0 2 2位の零点
z^4-z-1=0の解(4個) 1 1 2 2 2位の零点
-1,1,-\sqrt{-1},\sqrt{-1} \infty 1 -2 -2 2位の極
上以外の点 - 1 0 0